一緒に砂場遊び
「ビジネスにおいて重要なのは◯◯」とか「人間関係において重要なのは◯◯」っていう言説は、聞くのも言うのも好きではないが、もし自分がそのようなギュッとした表現をするのであれば何を言うかな~とふと考えてみたところ、1つの感覚に行き当たった。
私の考える大事なこと、というか、私が大切にしていることは、
「砂場遊びが一緒にできる人と邁進する」
こと。
かなり感覚的な話ではあるが、ビジネスパートナーでもお客さんでも、「あ~、この人とは砂場遊びできそう」という感触を持っている方だと、一緒に手掛ける事で少しハードな場面に遭遇してもどうにかできることが多く、「また一緒に!」という感じになることが結構発生する。(もちろん、温度感とかはお互いで多少は違うと思うし社交辞令も少しは入っているかもだが。)
砂場遊びを私なりに言い換えてみると、
- 集中しようとするというより気がついたら没頭している場所で、
- ゼロベースで作ったり崩したりできる、
- 個人でも複数人にでもできる、
- 頭も、何よりも身体も使う遊び
という感じだろうか。
昨年に出会って、「いずれ一緒に~」的な感じで定期的に連絡を取っていた人と直近で一緒にプロジェクトをやらせてもらっているが、同じ砂場に居て、別々にでも一緒にでも没頭できる、良い感触をめちゃ味わっていて、これがまあ楽しいんですわ。
お互いにスペシャリティが違って、スキルベースでも補い合えるという現実的なところも多少は影響しているだろうが、知識と思考の森に狩猟採集しに行って勝手に何か持ち帰って来て、お互いに「こんなんあったで。獲れそうだったから獲ってきた」って具合に見せ合うみたいな、なんかそんな感じ。(砂場という比喩からいきなり離れてるな、、、どうしよう、、、)
お金も絡む仕事として、局所的には、その5分とか30分とか1時間とかで信頼をしてもらわなければいけない場面とかはもちろんあるし日々経験しているが、そういった「準備」と「その場での瞬発力」が必要な場面もありつつ、勝手に研究して勝手に形にして勝手に実装してしまうような遊びの余地と付加価値が自然と繋がっているような、自分の腹の底から出てくる感覚とその実現とを一緒に行き来てできる仲間に恵まれているな~と最近すごく感じる。
砂場遊び仲間の輪、広げていきたい。