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業種・職種の越境状況

業種・職種の越境状況

リクルートエージェントの業種・職種の越境状況のレポートが出ていた。

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2023/1129_12773.html

特徴としては下記。

【全体傾向】

「異業種×異職種」への転職が最多パターンに(過去最高値:39.3%)


【年齢傾向】

年齢が上がるにつれ、職種は変えず異業種にチャレンジする人が増加


【職種傾向】

企画系職種は、「異業種×異職種」転職の割合が高い

(経営企画・事業企画・業務企画(60.5%))
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私は最初は正社員スタートではなくてブランクとかもあってぐちゃぐちゃな状況だが、◯を活動環境の順番として示すと、

  1. 教育×転職のスタートアップ:

    バックオフィスの役割、新規事業企画の役割

  2. ②コンサル(新規事業特化型コンサル)会社:

    サービスデザイナーの役割

  3. ③M&Aのプラットフォームとアドバイザリーのスタートアップ:

    M&Aアドバイザーの役割、事業推進の役割、社内BPRの役割、Salesforceシステム管理者の役割

をやっていて、レポートにもあるように20~24歳の間(①→②)でも25~29歳の間(②→③)でも両方「異業種×異職種」の転職をしているので、母数として最も多いところに私も該当しているかたちである。

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ちなみに、大学時代はダブルスクールで日本の公認会計士の勉強もしていたので勉強ベースでは会計系も頭ではなぞっていて、また今はIT構築ベンダーっぽい動きや特命プロジェクト参画っぽい動きもしているので、20代は経営者ではない身としては比較的いろいろな職種と業種を経験したほうなのではと思っている。全部が有機的に繋がっていて自分としては面白い。

少し話が逸れるが、体力と知力に多少自信があってエネルギーがあり余っているのであれば、M&Aアドバイザリー・M&A仲介の世界はめちゃくちゃオススメである。

もちろん自己判断だし、適性が有る・無いはあるかとは思うが、全方位的に経験して自分を最大限試していく環境としては、起業家・経営者・投資家の次くらいに経験密度が高くなると思っている。私が③のM&Aアドバイザーに移るときもそれを見越して判断した。

私の場合は更に特殊で、事業部の立ち上げからもスタートして、M&Aのことも先輩の引っ付き虫になって学ばせてもらいながら徐々にフロント業務もやり、並行してSalesforceのオブジェクト開発とかも事業部のものはほぼ全部私がやって2年目くらいからは会社全体のビジネス代表としてのSalesforceシステム管理者(アドミン)もやってSQL書いたりiPaaS使って自動化もして情報ベンダー選定とかもやっていたので、アドバイザリー以外の領域でも色々と自分を試すことができて恵まれていたなと私としては思っている。前職のM&Aクラウドに感謝。

またこれは個人的に考えていることだが、自分の適性とかハマっちゃうこととか時間を忘れられることとか土日も自然に体と頭が向かうものって、TPOもあるのだが、やっぱり試しまくるしか無いと思っている。動かないことが一番わからないままですし、わかることがあるとしたら「動かないとつまらない」くらいかと思う。(今の自分への自戒を込めて。)

先日に投稿した病気の経験含め、色々と試したり感じたり考えたりする機会をたくさん得られたのはめちゃくちゃ良かったと思っているし、自分のトリセツみたいなものも良い意味でリッチに作れるので課題の分離とかもしやすくなるので、「やらないことを決める」ことで集中もしやすくなるなと感じている。(病気の経験は何かを試したかったわけではないが、結果的に色々と感じたり考えたりした。)

まだまだ変わり続ける。

レポートの話題に戻るが、年齢が上がると異職種への転職は減る傾向にあり、自分の適性と経済価値変換(=職種/ポジション)とのマッチングがある程度わかってきていての同職種への転職ならば良い傾向なのではと考えられる。

一旦働いてみて、適性やそのアイデアやその感覚が出てきた時点で、狙いを定めて大学に行ってみるとか、良い意味で目的もなく彷徨うために大学に行ってみるといった選択肢が更に広まると面白くなりそうだなと思う。