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CEOをAIにする

CEOをAIにする

めちゃくちゃいい。

「孫正義の後継者はPepper」はあり得る!思い出した孫さんの言葉「後継者はいらない。なぜなら…」
ソフトバンクグループが8月8日に発表した2023年4~6月期の連結決算は、最終赤字が3四半期連続となった一方、人工知能(AI)関連の新興企業に投資するビジョン・ファンド事業は6四半期ぶりに黒字転換した。ソフトバンク元社長室長の筆者が、孫正義氏のAIに対する“野望”を明かす。

CEOは組織体の中で最も学習しなければいけない存在なのに、学習したとしてもそれを具現化できるかがかなりバラツキがある、もしかしたら最もバラツキが大きい職業な可能性があると考えている。

例えば、事業戦略を立てて、マーケットインとそこからのゼロイチが得意なCEOは、それをプロダクトに昇華して、事業開発とプロダクトマネジメントをできないと事業成長できないわけですが、実際にはゼロイチはできても事業開発とプロダクトマネジメントはできないケースがあるわけで。

一方、AIがCEOをやることによって、学習させるためのモデル作りやインプット自体もコントロール可能だし、自習して進み続けることも「人工知能」なので文字通り可能なので、マーケットインとそこからのゼロイチができても、そこからの事業開発とプロダクトマネジメントができない、みたいなことが確率的に減らせることが考えられる。

企業は存在目的を持つことが多いが、その存在目的を仮想的にエンティティとして体現する会社とCEOとのアイデンティティは多くの場合は重なる。特に創業者CEOの場合などについては。

ただ、創業者CEOが得意ではないフェーズ、集中力と解像度の高さを発揮できないフェーズになったときにステップダウンする意思決定をするかと言うと、日本ではほとんどの場合はその意思決定はしないかたちとなっている。統計的に。

これだと、存在目的に対して機会損失を発生させる原因自体がCEOになることもある。

こういったことが原理的に取り除かれるように、CEOの役割と担当者(人なのかAIなのかを含めて)をデザインするのがこれからワークしそうなように思う。

私もやってみる。