方法論

Oct
06
ナレッジトランスファーと学習の種類

ナレッジトランスファーと学習の種類

属人的に溜まっているナレッジなどのトランスファー(ナレッジトランスファー)を概念レベルでやろうとしている会社は結構あるが、 * 個人学習 * 組織学習 の2つがごっちゃになっていることって多いなと感じる。 上記2つはMECEではなく被りが多分にあるが、個人から組織へのナレッジトランスファーを意識的にしない限り、組織学習ではなく個人学習がなされるだけで、組織へも移転は達成されていない実情を多く見ている。 Aさんという特定のナレッジ保有者から、ナレッジを学習する個人であるBさんに移転されても、Bさんと一緒に組織を構成するCさんとDさんとEさんも一緒に学習して手を動かして実感を得ない限り、学習主体は組織ではなく個人になってしまう。 これをやっても、Aさんが抜けたあとにBさんが抜けたら、またナレッジトランスファーが課題になる。組織学習しないことによる課題が再生産される。 またそういった組織は、学習できなかったこと自体を学習できるメタ認知もできていないことが多いので、
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Sep
27
ミッション・ビジョン・バリューと人間性

ミッション・ビジョン・バリューと人間性

昔から、ミッション・ビジョン・バリューみたいなものはエンティティとして用いられていた概念なのか。それとも、近年になって用いられることがオーソドックスになってきた概念なのか。 もし近年になって用いられれているものなからば、昔は違った。 昔は、経済成長と個人の環境改善とが比例関係にあってある程度わかりやすかったとする。 そのときが、実は一番経済合理性が用いられたときなのではないか。 つまり、経済合理的なをすることの反映としての個人の環境改善までの道筋が見えやすいとき、経済合理的な行動に対するインセンティブが、経済合理的であることそのものになる。 一方、ミッション・ビジョン・バリューのような定性的な概念を用いるということは、
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Sep
25
戦略とは、答えを出すこと

戦略とは、答えを出すこと

戦略が100個あると答えが出ないのは、尺度としての戦略のその100個に合致する答えが無いからである。組織が大きくなってルールや内部統制やレポーティングや人間模様などの都合が(たとえ虚像であっても)出てくると、すべての尺度や条件や規制に対して望ましい答えを極めて出しづらくなる。 だからこそ、答えを出せる程度に戦略は数を絞る必要がある。ルールや人間模様なども足かせにならないように耐えうるシステムデザインをする必要がある。 また、戦略が1つも無いとは、答えを出すための尺度がないということである。すなわち、答えを出したとしてもそれは問のデザインもスタンスもポリシーも組み込まれてないものになる。それを答えと呼べるだろうか。 だから、ルールや規制などが全く無い、1つも無いというのは、存在目的も無いのと同義となる。存在目的の観点でも、
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Sep
15
動画と本の違い

動画と本の違い

映像はたしかに面白い。自分もYoutubeのドキュメンタリーとかは結構見るし、視聴時間もトップクラスだと思う。 一方、本も読む。 そこで、動画と本の差は何かと考えた。 なんなんだろうか。 自分としての答えは、想像する景色の違い、である。 具体的には、動画だと、例えば中田敦彦のYoutube大学はみんなが同じものを同じタイミングで見ることになり、人ごとに見ているものの差分が発生しづらい。 一方読書は、読むペースも違えば、文字への着眼ポイントも違えば、文字から想像する自分の頭の中のイメージも違う。この想像する景色が違うというのはかなり面白い。
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Sep
14
金銭的なダウンサイドリスクを減らす制度設計

金銭的なダウンサイドリスクを減らす制度設計

前職ではM&Aクラウドという会社にいたが、スタートアップ、特にIPOを目指す会社と日々お付き合いさせていただいていた。 ここ数年でのトピックとして、 * 信託型ストックオプション (以下、信託SO) の導入を検討する企業さんも増えている実感があった。 顧客企業においても、日本で「信託SOといえば」という一次想起のコンサル会社に相談して信託SOの導入を検討しているところもあった。 現に、Valuationzのサイトによると、信託SOを導入した状態で上場する企業も年々増えていることがわかる。 バリュエーション実務の総合解説サイトバリュエーション実務の総合解説サイト。株価算定・ストックオプション価値評価・
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Sep
12
自分の適性とペース

自分の適性とペース

自分の体調が良いと、自分が70~80点以上をコンスタントに取り続けることができる性質を持っているような気がしてくる。 でも何度でも言おう。自分はそうじゃない。 思想すら持ち出して150点取ることもあれば、体調不安定からマイナスを取る可能性も現に何度も発生させている。自分はそういう人間だ。 M&Aアドバイザー、新規事業コンサルティング、ITコンサルティングというクライアントワーク型の仕事をそれぞれ異なる視点で取り組んだ経験が自分にはある。 そこで、やはりというか、自分が感じたことは、クライアントワークは、コンスタントに点が取れる人のほうがいいしそういう人を連れてくる必要が、自分には明らかにある。 また、
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Sep
01
成功の秩序化の限定性

成功の秩序化の限定性

目的が狭くコントロール可能な部分が大きい場合、『失敗の科学』のなかで記述されているよう航空業界のように秩序を創るのが合理的。他方、目的が可変でシャープとも限らず、目的に対して方法論も無数に考えられるような状況では秩序化は概念的・虚像的なキレイゴトでにしか過ぎないかもしれない。 成功の方程式とか、幸福の方程式とか、いろんな本が出回って「良いとされる結果や在り方の秩序化」を主張していることと、私含めて人々がそれに対してついそそられてしまう部分があるという意味で、需要と供給は成立している。ただし、それが本質的なのかはまた別に話と言える。 成功方法の秩序化は、それ以外の成功の定義を弾き飛ばす論理を含んでおり(=方程式からの逸脱を論理的に許容できない)、また成功に再現性がある、
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Aug
31
性格診断の使い方

性格診断の使い方

自分は定期的に性格診断をやる。MBTIは数年に渡っていろんな媒体で何度も診断している。 いろんな媒体で診断しても、16タイプとしての結果自体はほぼずっと同じ。 MBTI(16タイプ診断)のなかで私はENTP型。 https://16test.uranaino.net/udata/gvkBOgARZvjsI17r145k?q=isSelf 討論者型の性格 (ENTP) | 16PersonalitiesNERIS Analytics LimitedNERIS
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Aug
15
CEOをAIにする

CEOをAIにする

めちゃくちゃいい。 「孫正義の後継者はPepper」はあり得る!思い出した孫さんの言葉「後継者はいらない。なぜなら…」ソフトバンクグループが8月8日に発表した2023年4~6月期の連結決算は、最終赤字が3四半期連続となった一方、人工知能(AI)関連の新興企業に投資するビジョン・ファンド事業は6四半期ぶりに黒字転換した。ソフトバンク元社長室長の筆者が、孫正義氏のAIに対する“野望”を明かす。ダイヤモンド・オンライン三木雄信 CEOは組織体の中で最も学習しなければいけない存在なのに、
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Aug
08
理由なし、のススメ

理由なし、のススメ

私は歩く🚶のが好きである。週に100km歩いているくらい。 散歩といえばランディフ、ランディフといえば散歩、が完全に定着しているかと思う。(?) 距離の長さが好きの大きさと比例するとは思わないし、とある知り合いは犬の散歩を朝と夕方にすることで歩いて合計6kmくらい、という感じの程よい歩きライフを実践していて楽しそうにしている。 週に100km歩いていてそれを他の方に伝えてみると、大体の場合、 * 「歩いている間は何か聞いているんですか?」 * 「なんで歩いているんですか?」 というご質問をいただくことが多い。 人間の性として、訊かれたら「それっぽく」答えたくなる、という点があると思う。 私の場合は上記のようなことをご質問いただいたら、
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